編集手帳

中華風味の文化をのみ込む巨大市場

投稿日:2018年9月18日 更新日:

2018年9月18日付け「編集手帳」要約

巨大なサメが人間を襲う映画のなかで、今月公開された「MEGAザ・モンスター」のスケール感は特大だ。
じつはこの映画、巨大な中国市場を見据えて製作された。
中国当局は作品の内容を厳しく検閲し、公開するか否かの決定権を持つ。
「MEG」では巨大ザメが獲物を次々にのみ込んでいく。
その様子は映画という娯楽までも我がものとしていく体制の隠喩のように見える。
この映画に「日本人」も登場する。
その役回りは、今の日本を象徴しているのだろうか。

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