編集手帳

小説を超える迫力ある教訓に

投稿日:2018年6月14日 更新日:

2018年6月14日付け「編集手帳」要約

約700人もの犠牲者を出した阪神大水害から今夏で80年となる。
関係自治体などが改めて当時の証言を集める活動を始めた。
その様子は、谷崎潤一郎の『細雪』にある。
谷崎はその取材時に、学校で生徒の作文をたくさん見せてもらったと明かす。
かつての作文の主が証言してくだされば、それ以上心強いことはない。
小説を超える迫力で未来への教訓になろう。

-編集手帳

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