編集手帳

ナイスな雑草氏

投稿日:2018年4月21日 更新日:

2018年4月21日付け「編集手帳」要約

雑草、日本では「生命力が強いことのたとえ」といった意味で使われる。
いま雑草のような人といえば、ボストン・マラソンで優勝した、埼玉県職員、川内優輝さんを思い浮かべる方が多いだろう。
悪天候を苦にする世界の一流どころをどんどん置き去りにするこのたくましさはなんだろう。
実業団などのエリート街道とは無縁の「走る公務員」だった。
ひとりでただ、走り続ける人だった。
帰国後来春プロになることを宣言した。
来春とは職場への欠員への配慮だろう。
どこまでも繁茂して欲しいと思うナイスな雑草氏である。

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