編集手帳

残したものは何だったのか

投稿日:2018年4月7日 更新日:

2018年4月7日付け「編集手帳」要約

歩けなかったクララがアルプスの草原に立つ場面を思い出し、涙腺がゆるむ方もおいでだろう。
いくつもの心温まる作品を生み出した高畑監督が82歳で亡くなった。
その人の感性の路線は、続く『フランダースの犬』に生きた。
ハッピーエンドの物語が出回るなか、最後は原作通りの悲劇となっている。
アニメという娯楽の世界に高畑さんが残したものは何だったのだろう。
涙の匂いと一緒に考えてみる。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.02.10付け「編集手帳」要約

人間の姿をした毒虫

自然体験ツアーは昆虫に触れ、木や花を観察し、楽しみながら集団生活のルールを学ぶ貴重な成長の“旅”である。 男児のポルノ映像を収集・交換していた旅行会社の元社員ら6人が逮捕された。 ツアーに同行し、わい …

2017.03.04付け「編集手帳」要約

果し状の相手が違っている

2017年3月4日付け「編集手帳」要約 「果し合いに出かける昔の侍」に自身をなぞらえた。 “三十六人斬り”で知られる剣豪荒木又右衛門の雄姿を想像したが、まぼろしに終った。 みんなで決めたことで、「私だ …

2017.10.02付け「編集手帳」要約

受賞者の「男女逆転」を夢見たい

2017年10月2日付け「編集手帳」要約 オスとメスが「逆転」した昆虫を発見が、今年の「イグ・ノーベル賞」に輝いた。 北大・吉澤准教授と慶大・上村教授らの研究である。 日本人の受賞は11年連続。 「面 …

2017.09.25付け「編集手帳」要約

周恩来氏の笑顔が懐かしい

2017年9月25日付け「編集手帳」要約 「残念ながら、恨みを教え続けてきた教育が、一部の中国人の心をねじ曲げている」 中国黒龍翔に満蒙開拓団員らが眠る日本人墓地がある。 1960年代半ば、当時の周恩 …

2017.08.24付け「編集手帳」要約

一ミリの攻防

2017年8月24日付け「編集手帳」要約 競技の世界において時に見えない力が勝敗を分かつ。 「流れ」、〈「勢い」であり「雰囲気」であり「感性」である〉という。 夏の高校野球が幕を閉じた。 花咲徳栄が流 …