編集手帳

残したものは何だったのか

投稿日:2018年4月7日 更新日:

2018年4月7日付け「編集手帳」要約

歩けなかったクララがアルプスの草原に立つ場面を思い出し、涙腺がゆるむ方もおいでだろう。
いくつもの心温まる作品を生み出した高畑監督が82歳で亡くなった。
その人の感性の路線は、続く『フランダースの犬』に生きた。
ハッピーエンドの物語が出回るなか、最後は原作通りの悲劇となっている。
アニメという娯楽の世界に高畑さんが残したものは何だったのだろう。
涙の匂いと一緒に考えてみる。

-編集手帳

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