編集手帳

夕焼けが好きな子供を増やした

投稿日:2018年4月5日 更新日:

2018年4月5日付け「編集手帳」要約

鶴田浩二さんは貧しかった幼年時代を一言でこう語った。
「私は夕焼けの嫌いな子供でした」
友達と別れて帰る家で温かい食事が待つことはなかった。
今の貧困家庭に育つ子供たちの目に映る夕焼けはどんなだろう。
無料または数百円で食事を提供する「子供食堂」が全国で2286か所にのぼるという。
貧しさばかりでなく、見守りや共働き家庭の「孤食」の解決に手を貸す人もいる。
夕焼けがすきな子供をどんどん増やしたことだろう。

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