編集手帳

背広を脱ぎ捨て現場をかけまわる

投稿日:2018年3月31日 更新日:

2018年3月31日付け「編集手帳」要約

今年の新書大賞は、実地調査研究のノンフィクション『バッタを倒しにアフリカへ』に贈られた。
著者は昆虫学者の前野ウルド浩太郎さん。
背広か白衣かを脱ぎ捨て、バッタの生態を突き止める過程や、困窮した苦労もつづられている。
ポスドクという言葉は、博士号取得後の難儀な就職事情によく使われるけれど、
元気な奮闘物語がここにある。
一心に現場をかけまわる感じがいい。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.04.16付け「編集手帳」要約

若者に遠慮は要らない

2017年4月16日付け「編集手帳」要約 若い人の周りから姿を消しつつ職場で命脈を保つものがある。 固定電話、ファックス、郵便などである。 入社から半月、既に“非常識”を披露した信心も多かろうが、気に …

2018.01.121付け「編集手帳」要約

相変わらず「大きな顔」

2018年1月12日付け「編集手帳」要約 「大きな顔をした人」は商売上、少々付き合いにくい。 だがひと昔前の不況の時、化粧品業界では「顔の大きい人」が歓迎されていたそうだ。 各社が続々と契約社員から正 …

2018.02.23付け「編集手帳」要約

ぴたり呼吸を合わせた笑顔が並んだ

2018年2月23日付け「編集手帳」要約 映画『男はつらいよ』の寅さんに 「お前と俺は別の人間なんだぞ。早い話が、オレがイモを食って、お前がプッと屁をするか?」 というセリフがある。 ようするに、別々 …

2018.08.05付け「編集手帳」要約

こころ揺さぶられる日々が始まる

2018年8月5日付け「編集手帳」要約 凛としてたたずむ漆喰のスコアボードは甲子園球場の顔だ。 それが潜水艦と呼ばれていた時代の艦長さんは、「私は高校野球の悲しいところだけしか見ていない」と言っていた …

2017.10.25付け「編集手帳」要約

チンピンとは俺のことかとジンピン言い

2017年10月25日付け「編集手帳」要約 〈ギョーテとは俺のことかとゲーテ言い〉 外国の発音を片仮名に置き換えるのは難しい。 ゲーテは当初29通りの表記が見られたという。 それに比べると習近平国家主 …