編集手帳

来年は第九の日本初演から100年

投稿日:2017年12月25日 更新日:

2017年12月25日付け「編集手帳」要約

師走の風物詩として定着した「歓喜の歌」。
1918年6月1日、坂東俘虜収容所でドイツ兵らにより日本初演が行なわれた。
この年の11月に第一次大戦終結、12月31日にドイツのライプチヒで、第九の演奏会が開かれた。
これが、年末の第九演奏の源流である。
「歓喜の歌」が示す友愛の精神とは逆に、壁を築こうとする潮流が勢いを得た1年だったが、音楽は人々をつなぎ、希望を与える。
来年、第九の日本初演から100年を迎える。

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