編集手帳

寂寥に涙したに違いない

投稿日:2017年12月23日 更新日:

2017年12年23日付け「編集手帳」要約

アインシュタインは湯川博士を米国で出迎えた際、原爆製造を進言したことを涙を流して謝罪したという。
湯川博士も終戦間際、原爆研究に携わっていたことを一切公言することがなかった。
その理由は何だったのだろう。
二人共自らの学問がもたらした寂寥に涙したに違いない。

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