編集手帳

実直さを忘れるな

投稿日:2017年12月18日 更新日:

2017年12月18日付け「編集手帳」要約

今年も企業の不祥事が相次いだ。
多くは現場を率いる社員が不正を見過ごしてきたことが原因だった。
「良い上司」とは何か、考えさせられる一年だった。
経営陣は「やり遂げよ。さもなければ去れ」と迫る。
現場に無言の圧力が広がっていたかもしれない。
今年の理想の上司アンケートで1位となった内村光良さんの小説「金メダル男」。
主人公は一等賞を目指し、様々な事に失敗しながら一途に挑戦し続ける。
その姿は高度成長期の日本経済と重なる。
モノ作りは、かつての実直さを忘れてはなるまい。

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