編集手帳

実直さを忘れるな

投稿日:2017年12月18日 更新日:

2017年12月18日付け「編集手帳」要約

今年も企業の不祥事が相次いだ。
多くは現場を率いる社員が不正を見過ごしてきたことが原因だった。
「良い上司」とは何か、考えさせられる一年だった。
経営陣は「やり遂げよ。さもなければ去れ」と迫る。
現場に無言の圧力が広がっていたかもしれない。
今年の理想の上司アンケートで1位となった内村光良さんの小説「金メダル男」。
主人公は一等賞を目指し、様々な事に失敗しながら一途に挑戦し続ける。
その姿は高度成長期の日本経済と重なる。
モノ作りは、かつての実直さを忘れてはなるまい。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018.05.11付け「編集手帳」要約

心にとりつくのは何の念だろう

2018年5月11日付け「編集手帳」要約 きょうが忌日の萩原朔太郎の詩に次の一節がある。 〈記憶は雪のふるやうなもので/しづかに生活の過去につもるうれしさ〉 記憶は“つもる”もの。 それが自然だと思う …

2018.02.19付け「編集手帳」要約

雪や氷の苦労は減らしたい

2018年2月19日付け「編集手帳」要約 かつて、積雪地では馬そりが活躍した。 今は、除雪車が整備され雪が降っても自動車でどこへでも行ける。 だが、除雪車を運転するには熟練が必要であり、出勤は深夜や早 …

2018.01.07付け「編集手帳」要約

森林が社会にもたらす恩恵は何か

2017年1月7日付け「編集手帳」要約 手入れの行き届かぬ森林は、今や全国に広がる。 政府は整備費用に当てる森林環境税を2024年度の創設する方針だ。 森林面積に応じて自治体に配る。 無駄遣いだけは避 …

2018.05.12付け「編集手帳」要約

街々の支店はどう変わるのだろう

2018年5月12日付け「編集手帳」要約 昔、銀行員の犯す桁違いのミスを発見する方法に「9で割れ」という方法があった。 今ではコンピューターの活用ですっかり昔話になったに違いない。 さらにAIも絡み、 …

2018.06.24付け「編集手帳」要約

たくましい11人の奮闘を願う

2018年6月24日付け「編集手帳」要約 サッカーのW杯、日本の第2戦はセネガルが相手だ。 その国のシンボル、バオバブの木は食品や薬など100以上もの使い道がある。 近年は保湿効果の高いオイルや整腸作 …