編集手帳

手軽な写真との違いを生み出す努力

投稿日:2017年11月27日 更新日:

2017年11月27日付け「編集手帳」要約

写真家、橋口譲二さんの作品。
若者から老人まで様々な年代の市井の人々が風景の中にいる。
見ている方の背筋が伸びるような真面目さが伝わってくる。
見知らぬカメラマンに出会い、しばし語らい、レンズに向かう。
「彼らも、この時間は二度と来ない、と感じるんじゃないかな。だから笑わない」

感情が高まり〈胸がぐっと詰まる〉状態では笑顔になれないという。
手軽にスマホで撮影できる時代でも、深みのある1枚を生み出すためには努力がいるのだろう。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.08.20付け「編集手帳」要約

人を第一に考えた経知を貫いた人

2017年8月20日付け「編集手帳」要約 倹約の美学を貫いた実業家の訃報が届いた。 吉本晴彦さんである。 「ケチとしぶちんは違う。経済の知恵、経知と書いてケチと読む。 出すときには出し、死に金にしない …

2018.04.05付け「編集手帳」要約

夕焼けが好きな子供を増やした

2018年4月5日付け「編集手帳」要約 鶴田浩二さんは貧しかった幼年時代を一言でこう語った。 「私は夕焼けの嫌いな子供でした」 友達と別れて帰る家で温かい食事が待つことはなかった。 今の貧困家庭に育つ …

2018.11.22付け「編集手帳」要約

いい夫婦の日

2018年11月22日付け「編集手帳」要約 毒蝮三太夫さんはむかし、〈兎に角…〉という台本が読めずに大出玉を食らった。 そんな毒蝮さんが50年を経て今ではかなりの文人となっている。 かれこれ10年以上 …

2018.09.01付け「編集手帳」要約

「防災の日」備えに心砕こう

2018年9月1日付け「編集手帳」要約 きのう8月を見送った。 悲喜こもごもあったなかで、藤本理稀ちゃんの奇跡の救出劇を思い出す。 助けだしたねじり鉢巻姿の尾畠さんは「災害ボランティア」として全国を飛 …

2018.11.29付け「編集手帳」要約

名前は大事にしよう

2018年11月29日付け「編集手帳」要約 日本の子供たちの名前は、昔に比べてずっと美的になった。 明治安田生命が平成に入ってからの人気名前ランキングを発表した。 男の子はうえから、翔太、翔、健太、蓮 …