編集手帳

周恩来氏の笑顔が懐かしい

投稿日:2017年9月25日 更新日:

2017年9月25日付け「編集手帳」要約

「残念ながら、恨みを教え続けてきた教育が、一部の中国人の心をねじ曲げている」
中国黒龍翔に満蒙開拓団員らが眠る日本人墓地がある。
1960年代半ば、当時の周恩来首相の許可を得て県当局が建立した。
ところが6年前、墓の近くに県が慰霊碑を建てると、反日青年がペンキをかける騒ぎとなり、碑は撤去された。
日中国交正常化に向けて、田中角栄首相が北京に飛んだのは45年前の今日だ。
いつから日中間にすきま風が吹き始めたのか。
田中首相とがっちり握手した周恩来の穏やかな笑顔が懐かしい。

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