編集手帳

感謝される日もいずれは来る

投稿日:2017年7月30日 更新日:

2017年7月30日付け「編集手帳」要約

暑さにあえぐ旅人がプラタナスの木陰で身を休める事が出来たのに、散々なこと言って木が怒るというイソップの寓話がある。
そのプラタナスが剪定や落ち葉の処理に手間がかかるために街路樹が減っているという。
だが、五輪開催時の暑さ対策として街路樹の陰を広げるという計画があるという。
3年先の今日は大会7日目、緑陰のありがたみが身にしみている人もいよう。
人に親切を施してもわかってもらえないことは多い。
確かにそうだが、感謝される日もいずれは来る。
寓話の続編が紡がれるといい。

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