編集手帳

色鮮やかに感じられない梅雨明け

投稿日:2017年7月20日 更新日:

2017年7月20日付け「編集手帳」要約

きのう、西は中国、四国から、東は関東甲信の各地方にかけて、梅雨が明けた。
例年であれば、白波五人男『浜松屋店先の場』の弁天小僧が片肌を脱ぐ場面のように、色彩の変化を感じるが。
いつもの年ほど鮮やかに感じられないのはなぜだろう。
首都圏に雨の少ない梅雨だったこともあるが、九州北部を襲った豪雨の傷跡が生々しく、夏本番をうたう気分になれないせいかも知れない。
降水量といい、気温といい、何やら“節度”のタガが外れてしまったらしい気象の行方である。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018.03.23付け「編集手帳」要約

そだねーと頷きがたい

2018年3月23日付け「編集手帳」要約 道内の菓子企業が「そだねー」の商標登録を出願した。 北海道に「放っておいて」と思う人は少なくないだろう。 平昌五輪のカーリング女子、LS北見の選手らが口にした …

2017.11.01付け「編集手帳」要約

事件の展開に胸を痛めるだろう

2017年11月1日付け「編集手帳」要約 警視庁に死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者。 自宅アパートから切断された9人の遺体が見つかり、全員の殺害を認めている。 トールマン・カポティーニのドキュメ …

2017.04.18付け「編集手帳」要約

天の計らいはときに薄情すぎる

2017年4月18日付け「編集手帳」要約 踏切内で、立ち止まった高齢の男性を救助しようとして、 銀行員の児玉征史さん(52)が電車にはねられて亡くなった。 勇気。 崇高。 無私。 浮かぶ言葉すべてをも …

2017.06.09付け「編集手帳』要約

顔を洗い出直すのがよろしかろう

2017年6月9日付け「編集手帳」要約 「核」という漢字の中には「亥」が棲んでいる。 18年前の茨城県の臨界事故や、6年前の福島原発事故は、「核」に棲む「亥」の暴走例としていまも記憶に生々しい。 大洗 …

2017.06.01付け「編集手帳」要約

正々堂々と精進します

2017年6月1日付け「編集手帳」要約 『一本刀土俵入り』、駒形茂兵衛は情けをかけてもらったお蔦に、 横綱になっても気づいてもらうために本名で通すと誓った。 大関昇進を決めた高安関、大関になってからも …