編集手帳

無情な言葉の放水を浴びた心地

投稿日:2017年5月24日 更新日:

2014年5月24日付け「編集手帳」要約

「(がん患者は)働かなくてもいいのではないか」。
自民党の大西英男衆院議員が党の部会で発言し、あとで謝罪した。
昨年、一昨年に続く謝罪。
がんを患う人が働くことより、こういうお人が議員を名乗っていることのほうが不思議である。
治療を受けながら働く病身を、“心の炎”で必死に支えている人たちがいる。
無情な言葉の放水を浴びた心地だろう。

-編集手帳

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