編集手帳

無情な言葉の放水を浴びた心地

投稿日:2017年5月24日 更新日:

2014年5月24日付け「編集手帳」要約

「(がん患者は)働かなくてもいいのではないか」。
自民党の大西英男衆院議員が党の部会で発言し、あとで謝罪した。
昨年、一昨年に続く謝罪。
がんを患う人が働くことより、こういうお人が議員を名乗っていることのほうが不思議である。
治療を受けながら働く病身を、“心の炎”で必死に支えている人たちがいる。
無情な言葉の放水を浴びた心地だろう。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018.05.25付け「編集手帳」要約

心の重荷を背負わせる師

2018年5月25日付け「編集手帳」要約 寺田寅彦は熊本五高時代、英語教師、夏目金之助と運命の出会いをする。 当時俳人として有名だった先生から俳句の講釈をたっぷり聞いて帰った。 のちの東京の漱石邸には …

2017.07.24付け「編集手帳」要約

水中遺跡の保護の理解を

2017年7月24日付け「編集手帳」要約 日本には、387の水中遺跡が確認されている。 しかし、諸外国と比べ、保護体制の遅れも指摘されている。 文化庁の有識者会議は、水中遺跡保護のあり方についての提言 …

2017.08.05付け「編集手帳」要約

“かたみ”が非常食に変わるまで

2017年8月5日付け「編集手帳」要約 〈短夜のもの見ればみなかたみ哉〉 この句が胸に響くのは、月遅れのお盆が近いせいだけではないかもしれない。 多くの人の命を奪った、九州北部の豪雨から今日で1ヶ月に …

観光立国として裾野を広げたい

観光立国として裾野を広げたい

2017年5月4日付け「編集手帳」要約 大型連休中に、東北地方などで豪華な観光列車が走る。 東京や京都などを回る「ゴールデンルート」から外れて、 あまり知られていない地方に足を向ける訪日外国人が増えて …

2018.06.13付け「編集手帳」要約

まだ分からない

きのう、米朝首脳会談が行なわれ、トランプ大統領、金正恩委員長の〈口〉がどう動くかに世界中が注目した。 〈和〉はなされたのか。 正恩氏が朝鮮半島の非核化を約束し、トランプ氏が北朝鮮の体制の保証を確約する …