編集手帳

昭和の名調子に西陽が差す

投稿日:2017年4月25日 更新日:

2017年4月25日付け「編集手帳」要約

三遊亭円歌さんが85歳で亡くなった。
渋い芸風や枯淡の境地には目もくれず、爆笑落語ひと筋の道を歩み通した人である。
「山のアナアナ、あなた、もう寝ましょうよ」
「“寝ましょうよ”だけ、なんでスッと出るんだ、このヤロ」
記憶の中の名調子に、昭和の西陽が差す心地がする。

-編集手帳

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