編集手帳

昭和の名調子に西陽が差す

投稿日:2017年4月25日 更新日:

2017年4月25日付け「編集手帳」要約

三遊亭円歌さんが85歳で亡くなった。
渋い芸風や枯淡の境地には目もくれず、爆笑落語ひと筋の道を歩み通した人である。
「山のアナアナ、あなた、もう寝ましょうよ」
「“寝ましょうよ”だけ、なんでスッと出るんだ、このヤロ」
記憶の中の名調子に、昭和の西陽が差す心地がする。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.07.01付け「編集手帳」要約

この半年間を顧みる

2017年7月1日付け「編集手帳」要約 きょうから7月、一年の折り返しを迎えた。 トランプ旋風、核ミサイル、「森友」、「加計」と、以外に悠長な時間だったかと思い返す。 不思議なチグハグ感がぬぐえない。 …

2018.03.01付け「編集手帳」要約

いつまでも歴史に残る選挙

2018年3月1日付け「編集手帳」要約 美談があまりにも素晴らしいと、負の部分は史実から消えてなくなるのかもしれない。 きのう東京五輪のマスコット決定のニュースに、それまでの紆余曲折を思った。 エンブ …

2017.12.21付け「編集手帳」要約

1分半

2017年12月21日付け「編集手帳」要約 なぜ異音や異臭をそのままに新幹線は3時間も運転を続けたのだろう。 亀裂の生じた台車枠は残りわずか3センチで破断していたという。 脱線すればどうなっていたか、 …

2017.05.19付け「編集手帳」要約

五月蠅のようなニュース

2017年5月19日付け「編集手帳」要約 〈蠅は叩かれたくなければ蠅叩きの上にとまるのが安全である〉。 殺虫剤を塗布した無敵の蠅叩きがついに登場した。 米国の司法省が「特別検査官」を設置し、「ロシアゲ …

2017.03.04付け「編集手帳」要約

果し状の相手が違っている

2017年3月4日付け「編集手帳」要約 「果し合いに出かける昔の侍」に自身をなぞらえた。 “三十六人斬り”で知られる剣豪荒木又右衛門の雄姿を想像したが、まぼろしに終った。 みんなで決めたことで、「私だ …