編集手帳

彫心鏤骨に生きた姿を胸に刻む

投稿日:2017年4月21日 更新日:

2017年4月21日付け「編集手帳」要約

尾崎紅葉は推敲に骨身を削り、死の間際まで文学者として誠実であろうとした人だった。
代表作『金色夜叉』の連載が始まったのは1897年(明治30年)の正月、今年で120年になる。
小説とコラムの違いはあるが、同じ1面下段を預かる身である。
彫心鏤骨そのままに生きた姿を、胸に刻む。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.09.21付け「編集手帳」要約

変わっていく高校野球

2017年9月21日付け「編集手帳」要約 高校野球を愛した作詞家の阿久悠さんに『最高試合』という詩がある。 1979年夏の大会、箕島が延長に入って2度離されながらも、本塁打で追いつき引き分け再試合寸前 …

2018.02.22付け「編集手帳」要約

人生の有為転変を一句一句歩んだ人

2018年2月22日付け「編集手帳」要約 俳壇のカリスマ敵存在だった金子兜太氏が98歳で亡くなった。 花鳥諷詠に背いて社会性を読む前衛俳句運動への貢献は広く知られるところだろう。 〈水脈の果て炎天の墓 …

2018.01.23付け「編集手帳」要約

スコップよりシャベルが必要な日

2018年1月23日付け「編集手帳」要約 〈スコップはシャベルより小型のものをいうことが多いが、地方によって逆の場合もある〉(大辞泉)。 関東地方で今日あたり必要なものはシャベルと呼んだほうが良さそう …

2018.02.26付け「編集手帳」要約

雪割草をイメージさせる競演

2018年2月26日付け「編集手帳」要約 「雪割草」は根雪の下で酷寒に耐え、少しずつ根を伸ばしながら春を待つ。 雪解けを待ちかねるように、いち早く可憐な花を開く。 忍耐、健気さ、屈しない心、人しれぬ努 …

2018.03.28付け「編集手帳」要約

「human rights」が「不満」に見える

2018年3月28日付け「編集手帳」要約 「森友文書」改ざん問題をめぐる衆参両院での証人喚問。 真相解明を図る議会の利益と証言を拒否できる個人の権利が油と水のように交わらなかった。 改ざんは「首相官邸 …