編集手帳

彫心鏤骨に生きた姿を胸に刻む

投稿日:2017年4月21日 更新日:

2017年4月21日付け「編集手帳」要約

尾崎紅葉は推敲に骨身を削り、死の間際まで文学者として誠実であろうとした人だった。
代表作『金色夜叉』の連載が始まったのは1897年(明治30年)の正月、今年で120年になる。
小説とコラムの違いはあるが、同じ1面下段を預かる身である。
彫心鏤骨そのままに生きた姿を、胸に刻む。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018.06.18付け「編集手帳」要約

青ような鮮やかなプレーを期待する

2018年6月18日付け「編集手帳」要約 ドイツ語で「青い目の」という形容詞は「世間知らず」を意味する。 日本語には「青二才」という名詞がある。 「青」は洋の東西を問わず「まだまだ」ということか。 連 …

2017.09.02付け「編集手帳」要約

辛抱強く向き合うことから始めては

2017年9月2日付け「編集手帳」要約 武田信玄の重臣が筆録したとされる『甲陽軍艦』に、国を滅ぼす大将の特徴が4点記されている。 〈愚か〉〈臆病〉〈強すぎる〉〈利口過ぎる〉。 ようするに指導者には、バ …

2017.10.06付け「編集手帳」要約

アメリカの現状

2017年10月6日付け「編集手帳」要約 〈建国の父たちとは本当に聡明な人々だったのだろうか〉と、問いかける。 建国当初の米国は、農民に借金と重税を負わせ、返済に苦しんだ農民の一揆が治安を揺るがした。 …

2018.07.17付け「編集手帳」要約

大事なのは中身

2018年7月17日付け「編集手帳」要約 経済の実像を知るためのひとつに国内総生産(GDP)がある。 それで豊かさは測れないが、代わりはなかなか見当たらない。 目下の課題は精度を高めることだろう。 中 …

2017.06.04付け「編集手帳」要約

いまもかなり変

2016年6月4日付け「編集手帳」要約 戦前の昭和には、縁談相手の成績を学校へ行って見せてもらうことは珍しい話ではなかった。 個人情報保護法の全面施行後、交通事故の被害者の家族が病院に様態を尋ねたとこ …