編集手帳

彫心鏤骨に生きた姿を胸に刻む

投稿日:2017年4月21日 更新日:

2017年4月21日付け「編集手帳」要約

尾崎紅葉は推敲に骨身を削り、死の間際まで文学者として誠実であろうとした人だった。
代表作『金色夜叉』の連載が始まったのは1897年(明治30年)の正月、今年で120年になる。
小説とコラムの違いはあるが、同じ1面下段を預かる身である。
彫心鏤骨そのままに生きた姿を、胸に刻む。

-編集手帳

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