編集手帳

彫心鏤骨に生きた姿を胸に刻む

投稿日:2017年4月21日 更新日:

2017年4月21日付け「編集手帳」要約

尾崎紅葉は推敲に骨身を削り、死の間際まで文学者として誠実であろうとした人だった。
代表作『金色夜叉』の連載が始まったのは1897年(明治30年)の正月、今年で120年になる。
小説とコラムの違いはあるが、同じ1面下段を預かる身である。
彫心鏤骨そのままに生きた姿を、胸に刻む。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2018.08.10付け「編集手帳」要約

ヒゲをあたる

2018年8月10日付け「編集手帳」要約 ヒゲをあたる、顔をあたる。 都会では「10分カット」が花盛りで剃毛自体をしなくなった店も増え、ほとんど聞かれなくなった。 「読売歌壇」に以前こんな詩が載った。 …

2017.09.13付け「編集手帳」要約

挑発にあおられずに冷静に乗り越えよ

2017年9月13日付け「編集手帳」要約 北の暴走がやまない。 非核化という南北の誓いを無視した愚行に半島は緊迫の度を増している。 国連で追加の対北制裁決議が採択された。 挑発にあおられることなく、平 …

2018.04.28付け「編集手帳」要約

贈り物の受け取り主になって欲しい

2018年4月28日付け「編集手帳」要約 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が会談した。 二人が手をつないで軍事境界線上の板門店を歩く姿は、たしかに歴史に残る光景ではあろう。 文氏は「平和を願う …

2017.04.03付け「編集手帳」要約

余計な憂いも消えるといい

2017年4月3日付け「編集手帳」要約 きょうが本格始動の新社会人も多かろう。 この時期の天気と同じように新たな旅立ちへの期待と不安に揺れていることだろう。 働く環境が問われている。 政府の「働き方改 …

2017.04.18付け「編集手帳」要約

天の計らいはときに薄情すぎる

2017年4月18日付け「編集手帳」要約 踏切内で、立ち止まった高齢の男性を救助しようとして、 銀行員の児玉征史さん(52)が電車にはねられて亡くなった。 勇気。 崇高。 無私。 浮かぶ言葉すべてをも …