編集手帳

不来方

投稿日:2017年3月25日 更新日:

2017年3月25日付け「編集手帳」要約

「不来方」
岩手・盛岡の古名で、啄木の歌集にも出てくる地名である。
昨日甲子園で、伝統の名を胸に掲げる不来方高校の球児たちが登場した。
選手10人のチームで、敗れはしたが見事な戦いだった。
〈不来方のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心〉。
君たちのさわやかな息吹を、甲子園の空はいっぱいに吸ったはずである。

-編集手帳

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

2017.12.30付け「編集手帳」要約

おじいさんとおばあさんに増えてもらいたい

2017年12月30日付け「編集手帳」要約 厚生労働省の発表の人口動態調査に落胆を覚えた方は少なくないかもしれない。 統計の残る1899年以降で日本で生まれた赤ちゃんは最小を更新するという。 出生が死 …

2017.01.18付け「編集手帳』要約

浮世のマナー

〈渡る世間に鬼はなし〉、〈人を見たら泥棒と思え〉という矛盾する二つのことわざ。 いずれが実で、いずれが虚かを論じても意味はあるまい。 ただし、“鬼なし”派よりも“泥棒”派のほうが心のありようは不幸であ …

2018.02.15付け「編集手帳」要約

心の使い方が歪んでいる五輪

2018年2月15日付け「編集手帳」要約 〈我も又重き荷負わせし一人ならむ許したまえよ高梨沙羅よ〉 4年前の4位から、平昌五輪で銅メダルをとった高梨選手の笑顔は、観戦した人にまぶしく映る。 五輪に限ら …

2017.11.27付け「編集手帳」要約

手軽な写真との違いを生み出す努力

2017年11月27日付け「編集手帳」要約 写真家、橋口譲二さんの作品。 若者から老人まで様々な年代の市井の人々が風景の中にいる。 見ている方の背筋が伸びるような真面目さが伝わってくる。 見知らぬカメ …

2017.01.16付け「編集手帳」要約

受けなかったギャグ

必死で考えたギャグは全く受けなかったが、 名キャラクター“アホの坂田”は何げない一言から生まれた。 それとは逆に、言葉一つで取り返しがつかなくなることもある。 「賭けないでマージャンをする人が世の中に …