編集手帳

好奇心を内蔵した魔の写真機

投稿日:2017年2月22日 更新日:

2017年2月22日付け「編集手帳」要約

「魔の写真機」(マノシャシンキ)。
言葉遊びで定評がある和田誠さんのエッセーに教わった。
篠山紀信さんの『篠山紀信展 写真力』の累計入場者が80万人を超えたという。
会場を巡っていると、日記帳をめくっているような感覚を味わった。
その時代その時代の表情が写真のなかに息づいていればこそで、
入場者が絶えぬ理由でもあろう。
篠山さん自身も言葉遊びが好きで、「篠山コーキシン、なんつってね」とダジャレに託して抱負を語っていた。
好奇心を内蔵した“魔の写真機”である。

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