編集手帳

じつに賤しい

投稿日:2017年2月7日 更新日:

落語の『厄払い』、漢字の読めない怪しい男でもむげには追い返せない。
天下りの斡旋とは、その心理をついた厄払いの押し売りである。
文部科学省で何年も前から、人材押し売りの仕組みが出来上がっていたという。
さすがは教育の総本山、“反面教師”の意味を身を持って実践してくれた。
漢字に弱い落語の男は「実践」を書き間違えるかもしれぬ。
「実賤」すなわち、じつに賤しいと。
2017.2.7付け「編集手帳」要約

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