編集手帳

びっくり箱の蓋がひらく

投稿日:2017年1月5日 更新日:

米国の経済界では、株主が四半期ごとの成果を求める。
そのため経営者は短期の損得勘定にことのほか敏感だと聞く。
大統領と国務長官がそろって政治・外交経験のない「トランプ政権」が、
まもなく米国に誕生する。
手慣れた短期の損得勘定で外交や安全保障が決まるなら、
地球丸という舟の安寧は期しがたい。
びっくり箱を前にしたような心持ちの初春である。
今月20日の「大寒」の日、びっくり箱の蓋がひらく。
 
2017.1.5付け「編集手帳」要約

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