「 月別アーカイブ:2017年08月 」 一覧

2017.08.11付け「編集手帳」要約

ささやかな幸せを…、と星に祈る

2017/08/11   -編集手帳

2017年8月11日付け「編集手帳」要約 あす12日は、『見上げてごらん夜の星を』を歌った坂本九さんの命日である。 その深夜から「ペルセウス座流星群」が見ごろを迎える。 見上げてみたい星であるが、見上 …

2017.08.10付け「編集手帳」要約

記憶を呼び覚ます匂いが待っている

2017/08/10   -編集手帳

2017年8月10日付け「編集手帳」要約 匂いは記憶の喚起装置ともいわれる。 ふるさとでお盆休みを過ごす人の、旅立つ季節である。 夕暮れの縁側に漂う蚊取り線香の煙。 夕暮れに濡れた土。 線香花火の火薬 …

2017.08.09付け「編集手帳」要約

茶番試験は過去にもあったのでは

2017/08/09   -編集手帳

2017年8月9日付け「編集手帳」要約 山梨市の職員採用試験の成績を改竄した疑いで、現職の市長が逮捕された。 特定の受験者について筆記試験の点数を上乗せするよう、人事担当の職員に指示したという。 明る …

2017.08.08付け「編集手帳」要約

“様”の一字を美しく書き添えた人

2017/08/08   -編集手帳

2017年8月8日付け「編集手帳」要約 気象キャスターの草分けでエッセイストの倉島厚さんが93歳で亡くなった。 その語り口から、美しい日本の四季に添えられた“様”の一字を感じ取った方は多かろう。 〈日 …

2017.08.07付け「編集手帳」要約

新たな荒波に注視が怠れぬ

2017/08/07   -編集手帳

2017年8月7日付け「編集手帳」要約 中国の最高指導者は泳ぎにまつわる武勇伝に事欠かない。 習近平国家主席は、恒例の「北載河会議」で公の場に姿を見せず、政治の海に「潜伏」している模様だ。 大国中国の …

2017.08.06付け「編集手帳」要約

大輪をめでつつ、恐怖の経験に思いを致す

2017/08/06   -編集手帳

2017年8月6日付け「編集手帳」要約 花火は時として空襲や原爆を思い出す。 季節の風物詩も、経験によっては忌まわしい記憶と結びつく。 〈あの閃光が忘れえようか〉(峠三吉「八月六日」) その日がまため …

2017.08.05付け「編集手帳」要約

“かたみ”が非常食に変わるまで

2017/08/05   -編集手帳

2017年8月5日付け「編集手帳」要約 〈短夜のもの見ればみなかたみ哉〉 この句が胸に響くのは、月遅れのお盆が近いせいだけではないかもしれない。 多くの人の命を奪った、九州北部の豪雨から今日で1ヶ月に …

2017.08.04付け「編集手帳」要約

国民の視線は塩辛い

2017/08/04   -編集手帳

2017年8月4日付け「編集手帳」要約 蒸気機関車の機関士は、食塩の錠剤を口に含み、顔を真っ赤にして罐を焚いていた。 国民を乗せた長距離列車の、内閣は機関士だろう。 罐を焚く面々がいつの間にか、一等車 …

2017.08.03付け「編集手帳」要約

名前はなかったが、以って瞑すべし

2017/08/03   -編集手帳

2017年8月3日付け「編集手帳」要約 夏目家の猫も名前がなかった。 といっても、冷遇されていたわけではなかったようだ。 死の床にある猫をじっと見つめていた様子が、『猫の墓』と題する一編に書かれている …

2017.08.02付け「編集手帳」要約

十日一嵐

2017/08/02   -編集手帳

2017年8月2日付け「編集手帳」要約 天下太平の世を例えて、〈五日一風、十日一雨〉という。 天下不穏の“10日間”騒動である。 トランプ大統領が、10日前にみずから広報部長に指名したばかりのスカラム …