「 月別アーカイブ:2017年02月 」 一覧

2017.02.18付け「編集手帳」要約

船村節は今夜も誰かを泣かせている

2017/02/18   -編集手帳

船村徹さんが84歳で亡くなった。 生涯を通して言葉を何よりも大切にし、詞に惚れて曲を書いた人だった。 『王将』の曲想を得た時の思い出話が忘れがたい。 故郷で母がかまどで飯を炊いているその後ろ姿を見て、 …

2017.02.17付け「編集手帳」要約

狂の字がふさわしい人物

2017/02/17   -編集手帳

今ではほとんど使われない言葉、〈佯狂〉は狂気を装うことを言う。暴虐の限りを尽くす権力者の周囲にはいつの世も、血縁の犠牲者が生まれる。 マレーシアの空港で北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男 …

2017.02.16付け「編集手帳」要約

隣に宇宙人が住んでいる

2017/02/16   -編集手帳

国境を侵して日本人を拉致しを繰り返した非道な国に、今さら驚くには値しないかもしれない。 金正男氏の暗殺情報である。 真相がまだ判然としないなか、そうした反応が巷にあふれる。 隣に宇宙人が住んでいる、と …

2017.02.15付け「編集手帳」要約

破廉恥という隣人がいる

2017/02/15   -編集手帳

国語辞典に収められた言葉には、ときに奇妙な隣人がいる。 【新郎】は【心労】と【塵労】に挟まれている。 なにも隣同士グルになって誰かを泣かせることはなかろう。 福岡県警の巡査部長(40)が既婚者であるこ …

2017.02.14付け「編集手帳」要約

曇りの日に恋しい人

2017/02/14   -編集手帳

きょうは山本周五郎の没後50年の命日。 浮世の辛酸をなめて生きる市井の人々に慈愛のまなざしを向けつづけた人である。 あらゆる文学賞を固辞した。 不遇の人に読まれることが受賞にまさる誇りだったのかもしれ …

2017.02.12付け「編集手帳」要約

悲惨でなく不快を選択した日米同盟

2017/02/12   -編集手帳

言葉巧みに擦り寄ることを「巧言令色」という。 日米同盟の列車に隣り合って座る、激情にかられ予測不能の人に、「剛毅木訥」で接しては危ない。 政治の要諦は“不快”と“悲惨”の選択にあるといわれる。 日米同 …

2017.02.11付け「編集手帳」要約

〈東風解凍〉、もうひと踏ん張りだ

2017/02/11   -編集手帳

天神さま、菅原道真。 早熟の天才児、政争の敗残者というふたつの面影を花に映じた、梅の人である。 七十二侯のひとつ〈東風解凍(はるかぜこおりとく)〉。 「東風」に縁の深い学問の神様が、受験生を励ましてい …

2017.02.10付け「編集手帳」要約

人間の姿をした毒虫

2017/02/10   -編集手帳

自然体験ツアーは昆虫に触れ、木や花を観察し、楽しみながら集団生活のルールを学ぶ貴重な成長の“旅”である。 男児のポルノ映像を収集・交換していた旅行会社の元社員ら6人が逮捕された。 ツアーに同行し、わい …

2017.02.09付け「編集手帳」要約

一瞬の隠れ家と別れの頃合い

2017/02/09   -編集手帳

音楽の才能に恵まれた人は、電線が五線紙に見えるそうだ。 恵まれぬ身には、あやとりの収拾がつかなくなった毛糸を思い出すぐらいだ。 先日、無電柱か推進法が施行された。 景観や、災害時の電柱の倒壊による救出 …

2017.02.08付け「編集手帳」要約

ウソついたら針千本のーます

2017/02/08   -編集手帳

きょうは「針供養」の日。 昔は女房のへそくりの隠し場所となっていた針箱だが、 当節、隠れているものがるとすれば、祖母や母親にまつわる思い出かもしれない。 「指切りげんまん・・・」も、針箱の中に隠れてい …