「 月別アーカイブ:2017年01月 」 一覧

2017.01.21付け「編集手帳」要約

無人島に羽生さんを持っていく

2017/01/21   -編集手帳

“神武以来の天才”と騒がれた、「加藤一二三」九段の引退が決まった。 それが報じられた翌日、「史上最年長勝利」の記録を更新している。 〈冬の牡丹の魂で咲く〉。 魂で咲く花は、まだ枯れていない。 「無人島 …

2017.01.20付け「編集手帳」要約

不許OB入校門

2017/01/20   -編集手帳

〈不許葷酒入山門〉(葷酒、山門に入るを許さず)。 「許さざれども、葷酒、山門に入る」。 「葷を許さず、酒、山門より入れ」と読み方を変えて戒めを破るものもいたらしい。 「許さざれども、わがOBを校門に受 …

2017.01.19付け「編集手帳」要約

殿によく馴染む二文字

2017/01/19   -編集手帳

人の上に立つものには寛容と忍耐が求められる。 トランプ次期大統領は、そのどちらも持ち合わせていないところが嫌われたのか。 就任直前の支持率40%は歴史的低水準という。 狭量と短慮が招いた数字だろう。 …

2017.01.18付け「編集手帳』要約

浮世のマナー

2017/01/18   -編集手帳

〈渡る世間に鬼はなし〉、〈人を見たら泥棒と思え〉という矛盾する二つのことわざ。 いずれが実で、いずれが虚かを論じても意味はあるまい。 ただし、“鬼なし”派よりも“泥棒”派のほうが心のありようは不幸であ …

必死で考えたギャグは全く受けなかったが、 名キャラクター“アホの坂田”は何げない一言から生まれた。 それとは逆に、言葉一つで取り返しがつかなくなることもある。 「賭けないでマージャンをする人が世の中に何%いるのか」 飯塚市の斉藤市長が、辞職願を提出した。 開き直った記者会見に抗議が殺到し、ついに退場に追い込まれた。 とっさの言葉か、あるいは考えぬいた言葉か。 必死で考え抜いたギャグだったのだろう。

向かうところ手品師

2017/01/17   -編集手帳

豊洲の地下水調査。 9回目の最終調査で、過去の結果を大幅に超える濃度の有害物質が検出された。 移転が決まってからの15年の歳月は一体何だったのだろう。 放送作家・高田文夫さんのダジャレに〈向かうところ …

2017.01.16付け「編集手帳」要約

受けなかったギャグ

2017/01/16   -編集手帳

必死で考えたギャグは全く受けなかったが、 名キャラクター“アホの坂田”は何げない一言から生まれた。 それとは逆に、言葉一つで取り返しがつかなくなることもある。 「賭けないでマージャンをする人が世の中に …

2017.01.15付け「編集手帳」要約

世紀が変わっても古びない標語

2017/01/15   -編集手帳

1917年内田嘉吉が「安全第一」の訳語をあて啓発に乗り出した。 今年で百年になる。 〈日本人は兎角、ものの規則を無視する性癖があります… 掟を破ることを恥辱とは思はず、それを却って得意がる気風がありま …

2017.01.14付け「編集手帳」要約

息づかいが行間から聞こえる

2017/01/14   -編集手帳

坂本龍馬の暗殺される5日前の手紙が見つかった。 福井藩の重役に当てた1通は、おのが生命の残り時間を知っていたかのような 息づかいが達筆の行間から聞こえてくる。 この手紙によって、新政府の顕官となった由 …

2017.01.13付け「編集手帳」要約

偽情報の生命力や、恐るべし

2017/01/13   -編集手帳

天皇陛下が美智子さまにプロポーズした言葉、 「柳行李ひとつで来てください」は、誤りだった。 偽情報は人身深く根を下ろすものらしい。 ニュースの体裁を装って流布するネットの時代にはとりわけ厄介である。 …

2017.01.12付け「編集手帳」要約

プロ野球の恩人のひとり

2017/01/12   -編集手帳

晩年のビクトル・スタルヒンから本塁打を打った故・豊田泰光さんが叱られた。 豪速球で満天下を魅了したスタルヒンが、対戦相手でさえ敬意を払わずに入られない功労者であったことが分かる。 日本のプロ野球界を今 …